オンライン英会話かけもちの是非

オンライン英会話

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オンライン英会話スタート

私が初めてオンライン英会話に挑戦したのは、社会人になって数年経ってからです。「TOEIC800点程だけれど話せない」という典型的な日本の英語学習者であった私は、ネット検索で上位にでてきたNative Campに意を決して入会したもののすぐに挫折して退会、その時はもう英会話は諦めようかと思いました。しかし、ひょんなことから1年程経ってCamblyでオンライン英会話を再度スタートし、1年半程継続して現在に至ります。

かけもちを考えたきっかけ

Camblyで本格的にオンライン英会話を始めて数ヵ月経った頃、ほんの少しずつ成長が感じられるようになってきてはいたものの「結構頑張っているつもりだけれど、こんなものなのか…」と自分自身の成長の遅さにガッカリしてもいました。そこで、他のオンライン英会話サービスとかけもちしてレッスン量を増やしたらもっと急成長できるのではないかと思い、ネットで「オンライン英会話 かけもち」などと検索して他の学習者の方々がどうしているのか探ってみました。当然、賛否両論様々な意見がみられましたが、私が検索した限りではかけもち否定派の方のほうが圧倒的に多い印象でした。その理由は、ざっくり言って「消化不良になってしまうから」。オンライン英会話をかけもちするということは、大学受験に例えると複数の塾や予備校をかけもちするようなもので、余力のある人でないと予習復習が追い付かずにどれもこれもダメになってしまう危険性があります。「やっぱりそうだよなぁ…」と残念に思いながら、とりあえず一度やってみて無理そうならすぐに辞めようと決めてNative Campに再入会しました。

かけもちに挑戦した結果は…

Native Campに再入会し、早速「今すぐレッスン」で受講スタート。その日は休日だったこともあり、休憩をとりながら1日で10レッスンを受講して満足し、「意外に続けられるかな?」「このペースで続けたらどんなに急成長できるだろう」と胸を高鳴らせたものの、当時はCamblyのレッスンを1日60分×週5日受講しており、平日は当然仕事もあるのでCamblyのレッスン時間を捻出するのにも結構頑張っている状況でした。結局、Native Camp再入会後の1か月間でのトータルレッスン回数は12回(!)と、何とも不甲斐ない結果でした。ポジティブに考えれば25分×12回=300分(=5時間)多くレッスンできたわけですが、想定していた状況とかけ離れすぎていて頑張れなかった自分に罪悪感すら感じてしまいました。幸い、私はここで気持ちを切り替えて「自分にはかけもちは向いていなかったな」と諦めて再びCamblyレッスンに専念することができたのですが、下手をするとモチベーション維持にも悪影響を多大な影響を及ぼしてしまうため、オンライン英会話のかけもちは慎重に検討した方が良いかもしれません。

と言いながら、私はこの後もNative CampだったりDMM英会話だったりと何度かオンライン英会話かけもちをしています。ただし、1度目の失敗を繰り返さないため、かけもちレッスンに対するマインドは大きく変えました。「Camblyレッスンのない日に1日1回くらいできて、さらに時間に余裕のある休日に何回かできたらラッキー」というようにです。そして、精神的ダメージのみならず経済的なダメージも最小限にすべく、初月割引キャンペーンなどを利用させてもらったりして思ったようにレッスンができなくても「少しでも多く練習できたからOK!」と考えるようにしました。そして、最近では、仕事が忙しい時期にはCamblyだけにして余裕がでてきた時には初めから期間限定と決めて1-2か月他のオンライン英会話とかけもちしたりというスタイルに落ち着きました。実際、Camblyのレッスンがない日に他のオンライン英会話のレッスンを入れることで週7日レッスンをしている時期は、後戻り感がないというか何となく成長が早い気がします。

結論:オンライン英会話かけもちはアリ!

まとめると、私はオンライン英会話のかけもちはアリだと思っています。ただし、両方を100%使いこなそうと欲張ると挫折へ一直線だと思うので、軸となるメインのプラットフォームを決めて、もう一つはその補助として使うのが良いのではないかと思います。もちろん、生活スタイルが違えば英語学習に費やせる時間も変わりますし、英会話を習得する目的や目標の期間、スタートの英語力も様々ですからこうした議論に正解はありません。遠回りをしながらでも色々と試して、自分自身に合ったスタイルを見つけるのが一番だと思っています。

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